トイレ編

室内犬のトイレのしつけは?
できれば新聞紙でしつけた方が良いでしょう。「おしっこシート」は見た目にもキレイで使いやすいのは良いのですが、質感がお布団やマットなどに似ているため、間違ってお布団などにおしっこをされる可能性が高いからです。
まず、部屋の床のあちこちに新聞紙を敷きます。犬は通常、食後30分以内でうんちやおしっこをしますので、食後、放して様子を見て下さい。そのとき、新聞紙に多少おしっこの臭いをつけてあげると良いでしょう。
そのうち、うんちやおしっこをしますので、新聞紙の上でできたらうんと褒めてあげましょう。そのように、「新聞紙=おトイレ」の習慣をつけていきます。
食後だけでなく、おしっこをしたそうな素振りをしたらすぐに新聞紙の上に連れて行って下さい。
もし間違ったところでしても、叱りすぎはよくありません。おしっこをすること自体が悪いことだと勘違いし、隠れたところでするようになることもあります。
そのうち新聞紙の数を減らしてゆき、最終的におしっこをしてもらいたい場所1ヶ所にだけ新聞紙を敷くとそこがおトイレとなります。
室外犬のトイレのしつけは?
室外犬でもワクチンが済むまで、又はある程度大きくなるまでは室内の方が良いでしょう。外で飼う場合、犬は自分の食事場所や寝る場所から遠い安全なところで排泄します。どちらかというと、「ここで排泄をさせる」と決めるより、「ここでされては困る」という場所を食事や寝床にすると良いでしょう。
目の見えない犬におトイレをしつけるには?
目の見えない犬でも、嗅覚、聴覚はちゃんとしています。
いつも同じ場所で飼ってあげると物の位置などちゃんと覚えて自分で安全に行動することを学びます。当店にも老齢で目の見えない犬が数頭いますが、水皿の位置、また他の犬達との関係もとてもうまくやっています。
トイレの方ですが、犬は寝るところ、食事の場所は汚さないようにする習慣があります。まずここでトイレはして欲しくないという場所を食事や犬舎(犬小屋や寝る場所)にしてみて下さい。最初は3〜4時間ごとにトイレの場所に連れていってあげる(多少の散歩)方法もいいかと思われます。
男の子を飼っていますが、ケージのある部屋ではケージに戻っておしっこをするのですが部屋から出て他の部屋、または家の中へ放すとおしっこを(特にキッチン)してしまいます。
オスはどの犬もマーキング(なわばり主張)をする習性があります。
特にキッチンとありましたが、スーパーの袋など、本人の臭いのついていないものが次々に置かれるのでそれに対して自分の臭いをつける為にしていると思います。
本能的なものなので治すのは難しく、逆に時間でトイレに連れて行き、おしっこが済んだら家の中に放してあげる方が良いかもしれません。
ゲージの中におトイレを作ってあげた方が良いのでしょうか?
子犬のうちは1日に何回も排泄しますのでゲージの中でしてしまっても良いようにしてあげる必要はあります。広めのゲージやサークルでしたら寝床とおトイレを別々に作ってあげましょう。そんなに大きくないゲージの場合、新聞紙をちぎった物をたくさん入れてあげると排泄物が体につかず汚れにくくなります。
 ←下に新聞紙を一面敷き、その上に短冊型にちぎった新聞紙を入れましょう。


多頭飼い編

先に男の子を飼っていて、後から女の子を飼うことになりました。注意点は?
多頭飼いをする場合、できれば先にメスを飼うべきでした。たとえ子犬でもオスは縄張り意識が強いので最初は威嚇するかもしれません。その子の性格に大きく左右されますので、最初から全然大丈夫なこともあります。最初からずっと一緒にするのではなく、少しの間様子を見ます。最初の一週間は別々のゲージに入れ隣合わせにして、お互いの存在を確認させます。部屋の中で二頭一緒にする際は、飼主様が注意して見ているようにして下さい。ご飯をあげる時は必ずお互いのえさ皿に行かないように離れた場所か、別室で与えましょう。自分のえさ皿に顔を突っ込まれ、怒って噛み付くケースが一番多いからです。一週間ぐらいして慣れてきたと思ったら一緒に生活させて大丈夫でしょう。
もし先にいる子がワクチン済みの場合、後の子のワクチンが済むまでは一緒にさせない方がいいでしょう。最近のワクチンは「活性ワクチン」というタイプが多く、生きたウイルスを接種します。「活性ワクチン」を接種した子のおしっこやうんちには極微量ですが、ウイルスがでることがあります。そこから感染する恐れがあるからです。
新しく子犬を飼い始めましたが、先にいた子が急にひどいいたずらやマーキングをするようになりました。そうすればいいですか?
いたずらやマーキング行為(トイレ以外でのおしっこ&うんち)はこういった場合、極々自然の行為です。人間もやきもちを妬きますよね。犬も一緒です。
最初の一週間は先の子を一番に可愛がります。(両方一緒で、後の子が見ている前で先の子の優先順位を上にしてあげます。一緒にいるところでないと意味がありません。)その後はご飯をあげるときも声を掛けてあげるのも一緒にして下さい。常に平等に扱うわけです。
ご飯をあげる際、ケンカが気になるようでしたら、お互いが見えるようにゲージを隣同士に並べるなどの工夫をし、そこで与えてみて下さい。そうすることで徐々に慣れていきます。あまり焦らず、気長に頑張ってみましょう。


散歩編

散歩へ行くと雑草、花、ごみなどなんでも口に入れてしまいます
まず、リードは何を使っていますか?小型犬の場合、“ショーリード”といって、ひもと首輪が一緒になったタイプのものをお勧めします。そのリードをアゴにかけ、道路の臭いを嗅がせないようにします。下を向こうとしたら、すぐさまリードを上に引き上げて下さい。おしっこやうんちをしたい時は、動きが変になりますから、その時だけは自由にさせてもいいかと思います。
できれば、家の庭でも玄関前でもいいですからうんち、おしっこの場所を決め、そこで済ませてから散歩にでかけた方がいいでしょう。そうすれば、散歩中うんち&おしっこの心配をせずに済みます。
散歩中、ドッグフードやおやつを手に持ち、犬の気を引きながら歩くのもひとつの手です。常に飼主さんの顔を見ながら歩けるようになれば、ベストです。
ショーリードはお近くのペットショップでも販売していると思いますが、ない場合はネット販売などで入手できます。当店ではペット用品通信販売、KPSさんより購入しています。一般の方でも購入可能です。株式会社KPS:0120-12-7979
しつけ用のチェーンカラーはいつごろから使用して良いのでしょうか?子犬のうちは骨が弱いから生後6ヶ月ぐらいからとペットショップに言われました。
お散歩するような月齢ならすぐに付けて大丈夫です。骨が弱いからと言って生後半年まで放っておいては後々手こずることになります。生後半年も経ては力も強くなってきますので早めにしつけた方がいいですね。ショー用の子達は生後2ヶ月からしっかり練習しています。ベビークラスは生後6ヶ月まで、パピークラスは生後9ヶ月までとなっていますので。
チェーンカラーも色々なタイプのものがあります。まだ小さくて不安なようでしたらショー用のチェーンカラーを利用すると良いでしょう。普通のものより細くできています。
カラー&リードの付け方ですが、首の根元ではなく、アゴにひっかけるようにして使用します。

 

チョークチェーン


ショーリード


リード付け方悪い例

リード付け方良い例


噛み癖編

甘噛みを治すには?
「子犬だからまだ・・・」と、そのままにしてはいけません。いざ大きくなったら急に「ダメ!」と叱っては返って犬が困惑します。いけないことは最初からいけないこととして、子犬のときから厳しくしてください。
甘噛みは次のように治します。手に噛み付いたら、痛いからといってその手を引くのではなく、逆にその手を喉の奥まで突っ込みます。このとき子犬が「オェッ、何だこりゃ!?」とえずき、涙目になるぐらいで丁度いいです。そうすることによって、手を噛んだら嫌な目に合わされると思わせます。


その他編

部屋の中で放し飼いにしたいのですが・・・
放し飼いに特別反対はしませんが、子犬のうちはゲージの中で飼うようにして下さい。小さいうちは悪戯もしますので、目を離した隙に事故を起こすこともあるからです。電気のコードを咬んでしまったり、異物の飲み込んでしまうようなケースも大変多いです。

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